偽痛風ってなに?
偽痛風って聞いたことありますか?
普通に痛風だったらよく聞く病名ですよね。実は、先日うちのおばあちゃんが、ひざが痛いと言い出して病院に行きました。
発熱もあったのでただの老人性の膝の痛みではないと思い、家族で大きい総合病院の整形外科に連れて行って検査をしてもらいました。
そのとき病院で言われたのが、この「偽痛風」という聞いたこともない病名でした。
この「偽痛風」という病名、痛風ではないけれど痛風そっくりの痛みと症状が出るということで付いた病名だそうです。病院でも先生に質問して偽痛風について教えてもらったのですが、家族のことで心配だったのでいろいろ調べてみました。
うちのおばあちゃんは、ひざが痛いと言っていましたが、肩の関節に偽痛風が出る人もいるそうですよ。
痛風は肥満傾向にある中年男性に発症しやすいのですが、偽痛風は高齢者に発症しやすい病気で、男性女性関係なく起こるそうです。発症には年齢が関係しているんですね。
偽痛風の原因
偽痛風は何が原因で起こるのでしょうか。
痛風の場合は、関節の中に尿酸が溜まって起こるのですが、偽痛風の場合に関節の中に溜まるのは、ピロリン酸カルシウムです。
高齢者の方でよく膝が痛いと言ってレントゲンなどで調べてみたら、変形性膝関節症になっている人がよくいますが、偽痛風で変形性関節症になってしまう人もいれば変形性関節症が原因で偽痛風になってしまう人もいるそうです。
また、関節リウマチなどが原因で偽痛風が起こることもあります。
うちのおばあちゃんの場合は、膝に白くにごった関節液が溜まっていて、ハリを刺してその関節液を採って検査してもらいました。
あと血液検査やレントゲンも撮っていろいろな方向から調べてもらい偽痛風と診断されたのです。
偽痛風の治療
うちのおばあちゃんは、とにかく膝が痛いと言っていて膝の関節が腫れていたので、まず膝に溜まった関節液をハリを刺して抜いてもらいました。
どっちみち検査のために関節液を抜く必要があったので、結果的には抜いてもらって少し楽になったようです。
偽痛風というのは関節炎ですから消炎剤を処方してもらい、その関節炎のためと思われる熱もあったので、鎮痛とかねて解熱剤も処方してもらいました。
それと、膝の関節液を抜いたあとステロイドの薬を膝の中に注射で入れてもらいました。幸い急性の偽痛風だったのと、痛みのわりに腫れ自体が特別大きいというほどではなかったので手術の必要はなく、服薬と安静で様子を見ることになりました。
お薬のおかげで熱も下がり、膝の痛みもやわらいだので助かりました。ただ、これが化膿を伴った関節炎ではなかったことが救いでした。
症状がひどくなると、関節に溜まったピロリン酸カルシウムの塊を取り除いたり、変形性関節症で悪くなった関節を人工関節に入れ替える手術が必要になるそうです。
偽痛風自体はそんなに心配する病気ではないですが、処方されたお薬は途中で止めたりせずに最後まできちんと飲むことが大切ですね。